大学生2人が週末農業やってみたらこうなった

東京から埼玉北部の田舎へ毎週通い、冬野菜を栽培する大学生2人の農業日誌

作業記録〜10月30日〜

更新をサボっておりました...

この日は経過観察がメインです。先週種まいたやつはちゃんと芽が出ているか?といったところです。

結論から言うと、バッチリ芽は出ていました。

f:id:agridream2016:20161110194047j:plain

 

これは紫チンゲンサイの芽です。先週まいたやつ。

紫の野菜はやはり芽も紫色らしい(紫みず菜もそうだった)

それにしても、この芽の周りに小さい緑色の芽も生まれています。

最初は別の畝から種が風邪で飛んでしまったのかと思いましたが、そうではなく..

これは雑草の芽のようですね。

 

雑草といえば、農家の強敵のひとつ。

悪天候、虫、雑草

日々こいつらとの戦いです。

 

しかしこんな悪者も実はすごく綺麗な芽を出すとは驚き。

性善説と見るべきか、本当は悪いやつじゃない(ジャイアン的な)と見るべきか...

 

今回の僕らのプロジェクトでは除草剤は用いないので、ゆくゆくはこいつらとの戦いとなるのでしょう。

夏野菜ではないだけまだ被害は少なさそうですが。

雑草強し

それにしても、雑草はなぜこれほどまで暑さ寒さに耐え、人に踏まれるのも物ともせず、風邪吹けど難なく生き延びるような非常に強い植物なのでしょうか?

逆に言えば、普通の野菜もこれぐらい強く育てられるようならば、農業にかかる農薬や肥料のコストなんて大したことはないわけです。

私が知っている限りのことですが、野菜がこれほどまでに弱い理由というものを諸説書いておきます。

①一般的に食される野菜がほとんど外来種であるため

これが一番大きいとは思います。

日本原産の種の野菜って、アワ、ヒエ、コウリャン、etc...

みたいな感じ。育てているほうれん草とか小松菜とか、冬野菜の人参とか大根とか全て大陸原産。

もともと日本の気候には合っていないのではないかということです。

 

②品種改良を重ねた結果こうなった

これは微妙、科学的に。でも言っている人いました。僕は正式な文献や研究結果見ていないのでわかりません。

だから違っても怒らないでください。

その人が言うには、美味しいを追求しすぎてもともとの種から離れすぎている、とのこと。

具体例をあげると、トマト。

ミニトマトは結構屋外で育てても上手に育ちます。家庭菜園で作っている人多いと思います。

一方素人の人が屋外で桃太郎トマトのような大玉のトマトを作るのは非常に難しく、プロモ基本的に温室栽培です。

これはミニトマトの方が原種に近いからということだ、ということだそうです(どこまでも他人事w)

でもこれだけ聞くと、それはあるかもしれないなと少し思います。少しね。

 

 

今度栽培に挑戦してみるときは、日本由来のものを栽培してみようかなぁと思いました。